サイボーグの眼(人工眼内レンズと暮らす日々)

レーシックじゃなくても後遺症(まだ調節視機能も残っていたにも関わらず白内障手術をしてしまい屈折矯正手術はしないほうが良いと思っている奴の記録です。コンタクトレンズの紹介なんかもあります)mail:hiand4@yahoo.co.jp

サイボーグって

サイボーグって言葉子供のころ「かっこいい」ことばとして捉えていた。今もなんとなくそうかも知れないけど。認識はだんだん変わってきている。

サイボーグって身体の一部がきちんと機能する人工物で置き換えられた人や動物のことだよね。

そう考えると、世の中の多くの人がもはや「サイボーグ」だ。

 

僕の左目は白内障の手術をした。人工レンズだ。結構精度の高い人工物。それが身体の中に入ってる。しかも感覚器官の中でもっとも重要だと思われる部位に。

サイボーグの構成部位は、きちんと機能する人工物っていうくくりだと、眼内レンズは??って首をかしげる部分もあるよね。だってピント調節できないから。だけど、ちょっと待って。老眼の人ってピント調節できないんだから、老眼の人から見れば眼内レンズってきちんと機能する人工物だよね。だったら眼内レンズが入っている人ってやっぱりサイボーグだ。

そう考えると、身近に「サイボーグ」の人たちが大勢いる。

職場のMさん。両目人工レンズ

僕の母。右足大たい骨 人工骨

僕の義弟。人工股関節

僕の父。両目人工レンズ

 

目って身体の中ではもっとも大切な感覚器官だと思う。

その器官を人工物にすることをたった二言「遠くにしますか?」「近くにしますか?」から選択してしまった。別にサイボーグになんかならなくても良かったのに。

後悔している。

サイボーグになんかならなくていい。