サイボーグの眼(人工眼内レンズと暮らす日々)

レーシックじゃなくても後遺症(まだ調節視機能も残っていたにも関わらず白内障手術をしてしまい屈折矯正手術はしないほうが良いと思っている奴の記録です。コンタクトレンズの紹介なんかもあります)mail:hiand4@yahoo.co.jp

レーザーって

「レーザー光線」とか聞いたり見たりするとすごいものって気がしない?

何でもできそうな。万能のような。武器?道具?・・・・?

よく分からない。

レーザーポインタ照射事件なんてのもあるよね。・・・こわい。

レーザーポインタで網膜損傷なんてことも聞いたことある。・・・こわい

それを角膜にあてて、角膜を削って視力を調整する。・・・これがレーシック治療

飛蚊症の治療がレーザーでできる こんな記事もあった。

診てもらいに行った。

「あなたの飛蚊症は網膜に近すぎます。できません」と言われた。

レーザー治療って怖いものなんだ。

でも目の不具合ってストレスになるよね。そう思いませんか?

めがねなしで遠くが見えるようになります。レーシックも白内障手術も。

確かにそうです。でも、白内障手術は遠くが見える分近くが見えなくなります。

近くが見えなくなる怖さって想像できますか?

近視の人にとって遠くが見えない怖さより近くが見えないほうがきっと怖いと思う。

手術をしてから

遠くもあんまり良く見えない(めがねと比べて)

近くを見ようとしても「はずす」めがねが無い。=見えない

めがねをかけても見え方良くない。

今までの現実と違いすぎる

脳が受け止めてくれない

全てに現実感が無い。そんなこんなで2ヶ月が過ぎた。

このスパンがあと5回過ぎれば1年がたつ。

少しだけ現実味を帯びてきた気がする。人工物と生体の同化?

毎日少しでも快適な視界を求めてコンタクトレンズと格闘する日々。

手術の翌々日コンタクトレンズと出合った。

そのとき少しだけ希望の「光」が見えた。

世の中には自分より大変な状況に置かれた日人がたくさんいるのは理解してる。

でも、でも、でも と思う。

父も「何で白内障の手術したんだろう?」「見えにくかったのかな?」なんて言ってた。

前にも書いたけど、まだ透明度の高い水晶体のほうが吸出し易い。

手術が楽で、失敗も無い。

もしかして、手術の失敗が少ないのはまだ手術しなくてもいい人たちを多く手術してるから?

そんなこと考えたくない。

今月の営業ノルマを達成するには後~眼手術しなくちゃ って思ってるの?

そんなこと考えたくない。

レーシック手術はほぼ市場を食い尽くしたらしい。

今度は白内障か?

そんなこと考えたくない。

手術する、しないは患者次第。

手術する前に、ちょっと待った。良ーく考えて。

少しだけ想像力を働かせて。一度踏みとどまって。

人は必ず老化しそれが身体に現れる。

仕方の無いこと。受け入れたほうがいい。

変に抗わないほうがいい。

こころ穏やかに老後を過ごすためにも。

 

長くなりすぎました。